結晶石と錬金銃 感想

【ジャンル】 2Dガンシューティングのような何か
【配布元】結晶石と錬金銃 特設ページ

「結晶石と錬金銃」をクリアしました!
やったね、へへへへへ。

今作は、ガンシューティングらしいと聞いていて、ちょっと後に回していたのですが、ヴェルヴェットさんに惹かれてプレイし始めました。

ちなみに、スクロール式のシューティングではなくて、画面に出た的をマウスで照準を動かして狙って撃つタイプのシューティングでした。

シューティングの爽快感とか、戦闘に入るとちょっとカッコよくなるシームレスな音楽とか、色々と面白かったところはあるのですが、今回、私がなによりも特に好きだったのは「技師投資」というシステムでした!
いうなれば武器の強化なのですが、前作(候補生)だとか前前作(決闘科)だったら、キャラクターの交流にあたるものなのかもしれませんね。

シューティングで主人公が使う銃のそれぞれには、銘柄というか、ブランドのようなものがありまして、性能もそれぞれなのですが、ストーリー中で得られる結晶石を使って「技師投資」を繰り返すことで強化できます。
その時に、どんなカスタマイズになりそうかコメントがくっついているのですが、それが、ほんとうに面白かったです。

堅いビジネス文体の人がいるかと思うと、その一方で、「威力を上げる」って一言だけの職人気質がうかがえるようなコメントもあったりして。
かと思えば、ぜんぜん関係ないような私事をだらだら話すキャラクターもいたり。顔見知りは、「あまり無理をしないで欲しい」って心配してくれたり。
とにかく、テキストだけなのに個性的なのですよ。

シナリオ中、寄り道でたまに会うことを除けば、一方的にメッセージを受け取るだけなのですが、これがまた、開発が進むにつれて、不思議と絆が深まっていくものでして、「次はこうする」っていう方針を聞く傍ら、意外な背景を知ることになったり、話があちこちに飛んで行ったり……。後ろ側にいる人たちの事情がとても様々で、非常に面白いのです。
とはいっても、こっちがするのはひたすらに「投資」なんですけれど。
銃の開発は一本道ではなくて、せっかくやった改造を取り下げたり、「ちょっと不調です。期待には答えられないかもしれない」って、弱音を吐いたりするさまがなんとも人間らしくていとおしい。

最初は銃の性能を見ながら、適当に投資を始めていたのですが、いつの間にかテキストの続きが読みたくなって、次第にこの文章を書いているであろう後ろの人が気になって、「性能が下がるかもしれません」と言われても、「行け!」、と思いながら投資コマンドを実行するようになっていました。
最後に出てくる、「完成形」の文字とテキストは圧巻です。
色々な形での「ありがとう」の並ぶ画面に、なんかちょっと涙ぐんでしまいました!

いつも思うのですが、こういう形での、「ありがとう、それぞれ歩いて行けるよ!」って感じに励ますタイプの交流システムが私は本当に大好きです。

クリアまでのプレイ時間は8時間くらいでしたでしょうか。
夢中になってプレイしていて、気が付いたら22時に晩ごはんが手つかずでした。
よくあることです。

個人的には、どことなくナルシストの陰りに職人魂のプライドが見えるファイアボルトさんが好きです。シナリオで、実際にも良く会いましたし。
カタカナ表記とアルファベット字表記では頭文字や文字列の雰囲気が違うものであとで、「ああ、あのメッセージの人か!」って分かることも多いんですけれどもね。
あとは、今作の主人公であるリアさんをよく見てくれているお医者さまとか。『Ljngberg』銃はリロードに時間がかかって、なかなか使いこなすことができないのですが、クリティカル時の殺意が高くて、それがまた、普段の物腰柔らかそうな彼とのギャップというか、一面で、面白いです。あ、ギャップといえば、スノウドロップにはたいへんお世話になりました。あんなしみじみしてグレネードランチャーってひどい。
ヴェローチェさんは、実際に会ったかどうか覚えが定かではないのですが、テキストの最初と最後の印象の差がよかったなあ。
垣間見えるシナリオ的に好きなのは、オレンジさんとトニックさんでしょうか。明るいのにちょっとシリアスで、物悲しい。

メインキャラクターの中では、ロランさんを、応援しています……。

ところで、ゲームのプレイ時間なのですが、技師投資のテキストをもう一度見たいというのと、さらに言えば武装の欄にいくつか空きがございまして、それを埋めてみたいなあ、と思うので、もう少し長くなりそうです。
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