行商!のレビュー

【ジャンル】行商ゲーム
【配布元】行商! 公式サイト

 行商!は、剣と魔法のファンタジー世界で、ものを仕入れて、高値で売る!というタイプのシミュレーションゲームです。
 街から街へと渡り歩き、交易品を売り買いして差額で儲ける。そんなゲームです。

 のんびりコツコツ積み重ねてプレイできるタイプのゲームだと思います。
 世界各地を回っていると次第に荷物の積載量も増えていって、やっているうちに値引き交渉も段々と上手になっていって、そのうち一回の取引での儲けがとんでもないことになっていくのです。このインフレーションがたまらない。シミュレーションゲームの醍醐味とでもいいましょうか。ふはは。

 どうも足で稼ぐっていうか、金とか投資より、流通とか、なんかそっちに重きを置いている感じが非常に好き。
 やっぱり商人をやるのなら流通で勝負したい。自分の店を持ちたい。大富豪になって持て余した資金力でひとまかせにスポンサーになるっていうよりか、採算がとれなくてもスラム街に薬草売って、食料売って、復興させて、行商!ならそういうことができます。
 逆に悪いこともできるんですけど、あえて善人プレイするとなんとなく満たされる心地が。

 どれもこれもなにもかも、完ぺきに助けることは出来なかったり。なんか、妙にシビアだったりして、とても楽しいです。万能ヒーローというより庶民を感じます。そういうところが好き。


 ところでこのゲーム、寄り道が妙に楽しいです。
 強くなってダンジョンをうろうろすることは本題からは逸れるんでしょうけれど、楽しい。リンゴを集めたり、お店を大きくしたり、学校に投資して後輩を育てたり。
 草原でニワトリをとっ捕まえて売り払ってばかりいると、なんだか、夢中になってゲームを遊んでいた昔を思い出します。今だってゲームやるんですけど。なんだか、なつかしい。この感覚。

 行商をプレイしてて、漠然となにかが欲しいなー、と漠然と思ってたんですけど、そうだ、攻略本だ。攻略サイトも良いけど、行商!の攻略本がすごく読みたいなあ。記事でも良いのだけれど、なんていうか、読みたい。小ネタとか寄り道のおすすめと各地の交易品リストとか、説明文付きでじっくりと眺めたいなあ。
 ちょっと趣が違いますが、ロマンシングサ・ガ3のトレードで、特産品リストを眺めるのが大好きな人には向いているのではないでしょうか。
 これほど攻略本が読みたいフリーゲームもなかなかない。どちらかといえば副読本が読みたいのでしょうかね。別に、裏設定とかが知りたいわけではないのですが、各町に性格があって、データを見ているだけで楽しい。
 いろいろやることがあるし、小ネタもあるし、なんか、クリア後のおまけはやりこんでみればびっくりするほど壮大だし、でも本題じゃないし、すごく好きなゲームです。
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