パレドゥレーヌをプレイしました その2


パレドゥレーヌは、エンディングの種類もできることも非常に多く、完全攻略というほどにはまだきちんとプレイできてはいませんが、好きなキャラのエンディングはおおかた見れましたので、どうか私の煩悩を聞いてください。

前評判の通り、ものすごく面白かった。
ものすごく面白かったです……!

キャラクターが個性的で、とくに領主さまが気に入ったので、感想などを語ります。

・ディクトール
ターブルロンド王国、王女の王位継承にて、「ちょっと待ったアアーーーー!」とグーの拳を振り上げて異議を唱える宰相。
説明書で、すんなりいかないことは分かってました。
分かっていましたが、これが本当に……本当に……いい顔で……いいスチルでした……。
選挙ポスターみたいな……、生き生きした表情で、拳を振り上げていて……。

\ふざけるな/\年齢を考えろ/\スケベ親父/
王女シンパのヤジも面白くって面白くって仕方ありません。

権力がっつがつの政略求婚で、あんまりやらしい感じがしません。

ライバルでありながら、かませ、ってほど薄くはなく、なんだか憎めない敵でした。 いいおっさんだ。

ディクトールさんが勝っても、少なくとも国は大丈夫だろうなあ、って慢心していると、後半、黒貴族さんが現れるのがまたいいストーリーだなあと思います。
あっちはまた、人とは考えの違うタイプの、背筋の凍りつくような脅威のような気がしますね!
そして、なんだかんだディクトールさん「黒貴族に国を渡してたまるか」ってなるところがまた好きです。
丁度いい、闇のものと手を組むか……ってならないのか!
実はいい人、っていうよりも、なんかもう分かっててやってらっしゃりそうなので、一本筋通ってていいですね。小物、って感じもしないです。いいライバルです。ひねくれてるなあ。

・シルヴェストル
なんだかいっつもプレゼントくれるお爺ちゃん。
多方面からちやほやされて、パレドゥレーヌは実にいいな。
シルヴェストルさんやら、おつきの執政、メイドさんコンビが常に味方をしてくれるのが。パレドゥレーヌは、最初っから好感度が高いキャラクターがいるのが非常にいいです。
しかし親バカかと思ったら、なにをしても許してくれるわけでもありません。でも、姫さま個人の味方はずっとしてくれそうだなあ。

「花嫁姿を見るまでは死ねーん!」がもう……おもしろかった……。

暗殺時のセリフが「そうだね」という感じでした。
実の息子に暗殺を指示する殿下、まさに修羅。

・エピドート
おじいちゃーーーん!!!
ひねくれ偏屈おじいちゃーーーん!!!
悪の組織幹部って顔をしておきながら、なんだこの垣間見える優しさは。
大好きです。孫になりたい。
こういうキャラと遊べるのが嬉しいなあ……。

立ち絵があるキャラは全員エンドがあると聞いて、いちばん嬉しかったキャラでした。
こういうあたりがきつそうなキャラほどデレたところが見たいよね!
ほかのひとに比べてわりと反応が読みずらいので、いつ愛想を尽かされて門前払いを食らうかヒヤヒヤものでしたが、しっかりエンディングまで行けました。よかったよかった。

「いくらでも修理できる」がもう。「あなたに直してもらうからいい」がもう。

憎らしい言葉に込めた言外の応酬が美しくってですね……。
長生きしろじじい!
エンディングでちょっと泣いてしまった。

・ヴェンツェル
謎のヒーロー、ジャスティスおじさん。
北の方にはすてきなおじさんが一杯だ……!
豪放磊落、なんていうか、非常に見ていてほのぼのするタイプの領主さまです。 あそこだけなんか星条旗が見える。

「贈り物に生肉って……あ、ひょっとするとオーロフさんが食べるかな?」
とか思ってプレゼントしていたけど、だいたいこのヴェンツェルさんのステーキ用だった。

敵の領地を横断することが分からなくて最初は戸惑っていましたが、ロクスウィリデスで暴動が起きるタイミングもだいぶわかってきました。
ぬかりなく。ぬかりなく。
ただの馬鹿かと思えばそれなりに領主、わりと包み隠さず実直だったりして、いやはや。なんていうか。良いキャラだ。
エンド後はノリノリで楽しそうでした。

・リュシアン
繊細、勤勉、読書家、努力家で最年少の領主さん。
純粋なお坊ちゃんかと思ったら、心がすっごいガラス細工。
イベントが始まってから工作すると意外な騎士さんともわりとまんべんなくキャッキャしてるので可愛いです。

実は、決闘を挑んでうっかり殺してしまったのでトラウマです。
ごっごめんよ!!!

イベントを見るたび見るたびに慰めてやりたくなる。
きっと、家の事情がなければ表に引きずり出されることはなかった、まだ子ども時代でいられたはずの子どもなのだろうなあ。
なんていうか、彼は割と癒しだけど、癒されてほしい。

・バスティアン
このお坊ちゃんの家、いっつも燃えてる。
最初は明らかに敵みたいなグラフィックだなあ、と思っていたのですが、意外と懐に入ると馬鹿でチョロいお坊ちゃんでした。悪人ではないのか……!

いつセクハラ判定でビンタをかまそうかと思ってはいたのですが、あまりに下心が無くて機会を逃してしまった。
中身は……10歳児か……。

世話焼きの執政、セーズさんが好きです。教会の人が被る仮面は、人外めいていて非常にかっこいい。
このゲーム、みんなしてちょいキャラの侍従が可愛い。
セーズさん、女の人だったことにびっくりしました。

バスティアンさんのルートでは急に男を見せましたね。
彼は、ラストで 選ばなかったら帰ってこないんでしょうか。
それもさみしいなあ。
丸っこいのがだんだん可愛くなってくる。

・ロドウィック
経済大好き亡霊城主。シム領主。
死んでいるのでワイロの類がきかない。
この設定、このキャラ、いいなあ。
設定と考え方に人外っぽさが垣間見えて、非常に好きです。

オベルジーヌさんがフランス的貴族ならこっちはイギリス的貴族だろうか。
ルネッサンスとは違った方向にとても古い貴族的で、かっこいい。

それにしても、この人の領地も、序盤はいっつも燃えてる気がするんですよね。 活気があるってことかな。

わりかし綺麗な痴情のもつれで死んでらした……。

エンドがあるとは聞いていたものの、まさかこの人と恋愛エンドにいけると思ってはいませんでした。
幽霊と結婚するということは、結婚してすぐ未亡人ってことになるんでしょうか。
人外最高だな!

地味に、横ロールのメセナさんが好きです。この素朴さ、いい味出してる。
サブキャラもかわいいです。わあ。

・アデライード
亡き夫に代わり、領地を守っている女領主さま。
強い女の人、大好きです、大好き!
お茶を飲んだりフェンシングしてみたり……、なんかとても癒される。
ご近所さんがアデライードさんでよかった。
きりっとしていてかっこいい。

未亡人ということで、良い夫婦だったんだなあと思ったら、旦那さんの肖像画は燃やしてしまったと聞いて、なんだか一言では言えない感慨がありました。あー……。

ルートに進むと、いち早く剣を捧げてくださる領主さま。
わりといつも仲良くやってます。
友情エンドできゃっきゃと仲良く……と思ったら、がっつり恋愛ルートのエンドもありました。
エクレールちゃんの献身が染みます。あああ……。

・クレメンス
盲目の領主さま。
目を閉じていて怒った顔も笑った顔も非常に美人。きれい。お美しい。

騎士方に比べたら攻略してやるぜ!!!って感じの薄めな領主さまがたとの交流ですが、クレメンスさまに関してはひたすら歓心を引いてやるぜってゲージがあまり溜まってない感覚のまま、エンドに名前が挙がったのでひたすら不思議なお方です。そんなに仲良くやれたっけ。フラグ立ってた?いいのか?

知識欲に傾倒するクレメンスさんは、方向性は一途でシビアでも、これは結構なかなかヤバい。一人で深淵をザクザク掘っているようで……。なんていうか……。なんていうか。害はないやばさだから周りが気がつかないけど、危ないタイプ。
安全そうではあるんですが、底知れないものを感じる。

・オベルジーヌ
縦ロールが印象的な領主さま。
謎の好意。謎の好意。
好きって言ってもべつに宰相と結婚するといっても「そうか」って感じの。ほんとに、ほんとになんていうか鑑賞されてる。
「お人形さん」とかのたまうルネッサンス。
関わってみればみるほど、胃と腹筋の両方がやばかったです。
いちばん笑いました。

爆笑のすぐ横の対向車線を民衆そっちのけのディストピアが時速100km越えて走ってるので、気を抜いたら真正面から事故ってます。

エンディングをみようと思ったらうっかりサロンに収納されかかったので、戦ってみようとしたら、まんまと負けました。
この変態わりと強い。由緒正しい。

こいつを牢から出して世に解き放ってほんとうにいいんだろうか……。
なんか、このお方は抜きんでて先行き不安です。きちんと意思疎通が計れるんだろうか。
フィーリア王女さま、たまに「えっ!?」って感じの苛烈な選択肢出してくるんですが、こういう相手だとそれが光りますね。

ゲームで「何このイベント」ってなんだか妙におかしくなってお腹を抱えて笑ってものちのち何度もやってて気がついたらかっこいいなあとか思いはじめて、いつのまにか好きになってたりするからもうなにもかもダメなんだ。ダメでした。ダメだと思う。

・ウィーギンティ
王の試練のジャッジの人。
人?
黒貴族さんとはまた違う方向に人外めいてるなあ、と思ったら、月に一度点検に来てくれる水道局のおにいさんでした。
まさか、この仮面さんにもエンドがあるとは……。

この人のことは、ずーーーーーっと、ずーーーーーっとロボットだと思ってました。
現れる時に\ウィーン/っていうから……。

中庸感覚を持っていたら怖いお兄さんではありませんが、この仮面さんを見誤ると強烈な痛手を食らいます。
わりと仲良くしてると、意外とえこ贔屓してくれるっていうか、なんていうか。
しれっとしていてかわいい。
「宰相には別に好かれていませんがフィーリア姫には好かれておりますので」っていう感じのが、ちょっとかわいい。ちょっとかわいい。

しっかしこの管理されている感……。
協会にはいいようにされている感があって、けど、「自分で頑張る」って言ったら「そうですね、それが協会の方針でもあります」って、なんていうか。次元がひとつ違うのだろうと感じますね。

・ヘルゼーエン
有力候補者のひとりで、最後の壁。吸血鬼。
こんの魔王感……!
いいですね。いいですよね。
あと、パレドゥレーヌではっきり魔法使いです。

割と甘いセリフを吐くので、プレイするのがいちばん気恥ずかしかったです。
わりと長生きしてシャレにならないことをやっているので、幸せになれそうにありません。
あーあーあー……。

結婚式ルートの、ウィーギンティさんの「哀れな命」って、彼のことなんでしょうか。
息子といいフィーリアさんといい、人をあっさり懐に入れてしまうところとか、なんだか隙間隙間に人間らしさを感じて、なんだかなあ。なんだかなあ。ちょろいとは思わないくらい脅威でもあるのですが、しみじみしてしまう。

ふざけた選択肢を選ぶと面白いね〜って流してくれたり割と良い人に見えなくもないが、さいしょっからの好感度があるからなあ。 ジークムントさんのルートでは背筋が凍りつくような思いをしました。まさに、魔王なんだなあ……。



たくさんのキャラが攻略できるゲームはいいなあ。とりあえず、ひととおりこんな感じでした。
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