孤独のハンターさん

なんとなーく、なんとなくね、雰囲気で薄々わかってたんですけれど、努めて見ないふりをしていました。
しかし、どうにも気になっちゃうのが人というもので。
知らなければ知らないで幸せなんでしょうけれど。

なんだか、
なんだか……、

私のおともアイルーちゃんには元カレが居るっぽい。

正確には元カレというか、元相棒といったらいいのか。
私だってそんな狭量じゃないから、別に元相棒だろうが恋人だろうが、いたって、いいんだけど。なんか、今でもちょくちょく、会ってるっぽいぞ!?

誰だ!どこのどいつだ!

探りを入れてみたところ、っていうか、隠すそぶりもなく、どうやら私のアイルーちゃんのお相手は筆頭ハンターさん。
この筆頭ハンターさんというのはまあ。人当たりが良くて、新人にも優しくて……信頼もあって、男気もあって、ほかのメンバーからの信頼も厚い、要するに、ダンディズムの塊です。
オープニングで下着姿を晒していたへっぽこハンターでは勝ち目がなさそう。

無理!無理!敵うわけないだろ!あんなの!
あんなエルシャダイみたいなの!

セーブデータで筆頭オトモに名前付けたのは私のはずなのに、カラーリングとかも頑張って考えたのに、私に黙って助けに行くし、もうさあ……。きみらさあ……。きみらさあ……。
もう、素直になれよ!もう!

黙ってないで、一言相談してくれればよかった。
そしたら私だって助けに行ったさ。
頼りにしてほしかった。

泣きながら、夕日に向かってダッシュ。

私のおともアイルーちゃんの運命の人は、ハンターさんじゃなくて筆頭ハンターさんなんだなあ。

私は、例えば、例えば、メラルーちゃんがハンターさんの荷物を盗んで、ぴょんぴょんしてたらなんかリオレウスだとかなんとかザウルスだとか降ってきて、腰を抜かしてる最中に慌てて交戦、みごとメラルーちゃんの命を救い、のちの相棒となる。
そんな運命がほしかったな。

OPで装備もままならない真っ裸のうちに、知らんおっさんの帽子をとってくるような運命力ではな。かなわないよ。

なんとなく、ソロでの狩りには孤独を感じるモンハン4。
一人孤独に肉を焼く。

なんか、なんかさ、気のせいかもしれないけど。
団のみんなからの扱いが、雑な気がするぞ。

エンディング後には、受付のお嬢さんに
「あ、お帰りなさい、ハンターさん!休暇はどうでした?」
みたいなことを言われてしまい。
なんか、知らない間に。スタッフロールで一息ついているあいだに、私、休んでたっぽい。
もうさ、これ、この人たち、私が居ない間に温泉旅行とか行ってるよ。
もう、だめだ。だめなんだよ私……っ。

とりたてて、団のみんなと仲が悪いわけではないけれど、仲が良いわけでもない、職場の同僚。
なんだかなあ、せちがらくって、 ほろ苦い。ほろ苦いよ……。

モンハン4。同じ境遇のハンターのみなさんと、いつのまにか家にいたプーギーだけが私の友だちです。

なあジャスティス。おいでジャスティス。
モンハンでこんなにたくさん遊んだのに、なぜだか孤独が癒えないんだよ。
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