剣と魔法とFFTA

 帯刀すれば銃刀法違反、魔法の壺は30万円。義務教育を卒業してなお幻想世界に浸るのには世知辛い世の中ですので、ファンタジーは二次元世界に限ります。剣と魔法のファンタジー。
 気づいたのはわりと最近になるのですが、私、どうも剣よりも魔法の方が好きなようです。
 世界樹のパーティーの半分がアルケミストで埋まっている時点で気がつくべきだったのでしょうけれど、残りふたりはメディックでした。そういえばファイアーエムブレムでも魔法使いが好きだったなあ、なんて。ファンタシースターオンラインならばフォース一択。クリスタルクロニクルならユーク。ずっとユーク。たまにセルキー。

 パーティーを魔法職だけでそろえると、もちろんプレイの効率はがた落ち、それを補うテクニックなど持ち合わせてはいないので、結果として私のプレイは地に這い蹲ったナメクジのような操作になるわけですが、そこはそこ、ねちねち時間を掛けてですね、魔法反射の敵とか魔法無効化の敵とか魔法に耐性のある敵とかエトセトラ、エトセトラ、そんなのが出てこなければ問題はないわけです。ふつうに出ますね。

 そのようなことに思いを馳せていたところ、ふと、楽園のようなゲームがあったのを思い出したのでした。ファイナルファンタジータクティクスアドバンス、略してFFTAです。おそらく、同じタクティクスであれば、タクティクスオウガの方が有名かと思うのですが、残念ながらそちらの方はやってみたことはありません。そのうちやりたいな。私がプレイしたのはアドバンスの方です。
 プレイしたのは何年も前のことになりますでしょうか。カセットを失くして以来、記憶は遙か忘却の彼方ですが、かなりやり込んだ覚えがあります。ラストダンジョンの前でふっと事切れることが多い私ですが、こちらについてはきちんとエンディングも迎えたと記憶しております。

 このゲームの何がいいかって、パーティー編成が自由なんです。主人公と相棒、モーグリのモンブラン以外は好きに雇ったり解雇したり出来る上に職業はある程度自由に変更できるので、それは組むでしょう。黒魔白魔黒魔白魔黒魔白魔。オセロか。と言いたいところなのですが、様々なジョブがありまして、白魔道士、黒魔道士、赤魔道士、青魔道士、他、幻術士、ビショップ、時魔道士、錬金術師、精霊使いに召喚士……、あ、セージ忘れてた、セージ。
 しかも種族ごとになれたりなれなかったりする職があるので、種族のバランスも自ずととれていくもの。職業バランスはどうした。とにかくほら、今のジョブともう一つサブで技がセットできるので、実質二つまで使うことができるのです。6人パーティーならほぼ全て取りそろえることが出来ますね。取りそろえてどうするんだという話はありますが。まあ、まあ、いいじゃないですか。デスなど強力な魔法は命中率が低いものですが、眠らせるなどの状態異常にすれば命中率が上がったりして!ほら!ほら!みて!みて!一撃必殺!
 普通に二刀流で殴った方が早い。

 ああ黒魔。黒魔いいよ黒魔。MPというわかりやすい指標と引き換えに放つ攻撃は通常攻撃の2回分くらいだから普通に叩いた方が早い。手作りのお菓子は手間がかかってるから良いのです、黒魔も手間が掛かってるから良いのです。特に亀っぽいのとか堅そうな敵、あるいはジェル状で殴っても効果が薄そうな敵を狙う時の魔法は輝いている。全員に火炎吸収装備を用意しておいて顧みずにファイガとか。縁の下の力持ち、白魔道士もパーティーには欠かせません。
 そして、気がつけば私のパーティーに前衛職が居ない。
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